第4回新・吃音ショートコースにぜひ

 講師を迎え、テーマが決まっていた20年の歴史のある以前の吃音ショートコースを終え、新しいスタイルの新・吃音ショートコースになって、早くも第4回目を迎えます。
 新・吃音ショートコースでは、内容・プログラムがあらかじめ決まっていません。こんなワークショップは珍しいと思います。初日の最初のセッションで、参加者からリクエストが出され、それでプログラムが決まっていきます。一旦決めても、それは流動的で、参加者の気持ちやその場の雰囲気でまた変わっていきます。参加者のリクエストで決めていくとはいえ、一番大切にしているのは、今、本当に悩み、困り、必要に迫られている人の問題をみんなで考えることです。
 これまでの3回、いろいろな話題が出されました。

・小学校のことばの教室の終了を目前にし、中学へと送り出す子どもと、最後にどんな授業をしたらいいだろうか。最後に何を伝えたらいいだろうか。
・転職を考えているが、何を大事に考え、どこから取り組んだらいいだろうか。
・介護の仕事に就いて3ヶ月。先輩のようにスムーズにいかない。これからどうしたらいいだろうか。
・苦手な上司とうまくつきあうにはどうしたらいいか。
・同僚の仕事ぶりが毎日気になる。お互いが気持ち良く仕事をするにはどうすればいいか。

 出された問題について、僕は専門家ではないので、「当事者研究」風に、「オープンダイアローグ」風に、「ナラティヴ・アプローチ」風に考えていきます。これまでの、ベーシック・エンカウンターグループでのファシリテーター経験、サイコドラマやゲシュタルトセラピーのワークショップに参加してきた経験、論理療法、アサーション、交流分析、認知行動療法、森田療法、内観療法、ナラティヴ・アプローチなど吃音ショートコースでの学びなど、たくさんのものが身について、人の悩みに向き合う姿勢が培われてきたのではないかと思います。
 みんなで円座になり、問題提起をした人に、前に出てきてもらって、僕が質問をします。問題提起をした人は、それに答えていきます。公開面接のようにもみえます。そのやりとりを、周りの人が聞いていて、終わった後に、感じたことを伝えるという形です。
 大切なのは、自分の問題を出して下さる人と僕だけでは決して、その場は作ることができないということです。その場にいる参加者が、しっかりと場を支えて下さるからこそ、いい時間になっているのだと思います。

 吃音の問題だけに限りません。人間関係、仕事、自分の生き方など、しっかりと考えてみたい方、ご参加下さい。お待ちしています。

第4回 新・吃音ショートコース
日時 2019年6月15・16日
 場所 大阪市立東淀川区民会館
 参加費 5000円
 申し込み方法 〔樵亜´⊇蚕蝓´E渡暖峭罅´そ蠡亜´ゥ廛蹈哀薀爐砲弔い討隆望や要望
 Φ媛擦亡悗垢觴遡筺,魑入し、FAXかはがきでお申し込み下さい。
 申し込み先 〒572−0850 寝屋川市打上高塚町1−2−1526
        TEL/FAX 072−820−8244

 ※詳細は、日本吃音臨床研究会のホームページをご覧下さい。

日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2019/5/13