千葉での吃音相談会、ひとりひとりと哲学的対話を

 吃音相談会と名づけられた年に一度の相談会を、大阪、神戸、岡山、横浜などで開催してきました。その中でも、横浜は、関東地方で唯一の相談会でした。
 
 これは、僕が大阪教育大学にいたとき、研究生として、また卒業してからも研究室に顔を出していてくれた清水俊子さんが中心に企画・運営して下さっていたものでした。いつ頃から始めたのか、よく覚えていないのですが、昨年の秋まで、おそらく20回を超えて続いてきたものでした。そして、清水さんの相棒として、今は亡き言語聴覚士の安藤百枝さんも、この横浜での吃音相談会には欠かせない人でした。安藤さんも、僕が大阪教育大学にいた頃、自分の息子がどもることをきっかけに吃音について学びたいと研究生として入ってきた人でした。
 組織などない横浜の地で、会場を借り、新聞社などに案内の掲載を依頼し、申し込んできた人に誠実に対応し、当日を迎えるということをずっと続けてくれました。
 参加人数が少なくてもいい、年に一度、清水さんや安藤さんに会えるだけでいいと言い続けてきましたが、毎年、それなりに人は集まり、いい時間を過ごすことができました。「スタタリング・ナウ」で紹介した、プロのバイオリニストの小林悠太君も、この横浜の相談会で出会った人でした。

 この横浜の相談会は、昨年で一応の幕を閉じ、今年からは、千葉で相談会を開催することになりました。スタタリング・ナウちばの渡邉美穂さんが中心になって、会場を探し、広報活動を行い、企画・運営してくれることになったのです。

 関東地方で、このように年に一度、相談会が開けること、ありがたいことだと思います。
 吃音親子サマーキャンプや新・吃音ショートコースなど、活動の拠点がどうしても関西中心になってしまいます。
 2月12日の東京でのワークショップと、この相談会が、数少ない関東地方での活動です。

 どもる子どもとどうかかわるか、参加者からの相談や質問を中心に語り合います。また、僕自身の体験、僕がかかわった大勢のどもる子どもやどもる人の体験、そして最新の研究や情報をもとに、子育てや子どもとのかかわりについて提案します。ぜひ、ご参加下さい。
 詳細は、下記の通りです。

        千葉吃音相談会
〔日時〕12月2日(土)13:30〜16:30(受付 13:00)
〔会場〕千葉県教育会館 本館 303号室
〒260−0013 千葉市中央区中央4−13−10
       TEL 043−227−6141
〔対象〕どもる子どもの保護者、ことばの教室の担当者、言語聴覚士、通常学級の教師等
〔参加費〕1500円(本代・資料代として)
〔申し込み方法〕―蚕蝓´¬樵亜´E渡暖峭罅´せ劼匹發稜齢(学年)
 チ蠱未靴燭い海函知りたいこと、今困っていること を明記の上、お送り下さい。
〔申し込み先〕〒260−0007 千葉市中央区祐光1−25−3
           千葉市立院内小学校 ことばの教室 渡邉美穂さんまで

2月12日の東京でのワークショップの詳細については、また後日、お知らせします。

日本吃音臨床研究会会長 伊藤伸二 2017/11/09