うれしい電話

 昨夜、「伊藤さん・・・」と聞いてすぐに分かる懐かしい声の電話がありました。舟屋で有名な京都府伊根町で、旅館を営む、倉野さんです。30年以上のつきあいになりますが、私の活動をよく理解し、励ましの電話をときどき下さる人です。

 吃音研究の第一人者、内須川洸・筑波大学名誉教授と私たちの仲間で、毎年、プライベートの2泊3日の旅行を、20年以上続けていました。7年ほど前の箱根旅行が最後で、その後は中断していますが、この旅行は本当に楽しいものでした。後日紹介できればと思いますが、その仲間15名ほどで、倉野さんの旅館「与謝荘」に泊まりに行ったことがあります。おいしい魚と楽しい話、珍しい舟屋を見学したのでした。

 その倉野さんからの懐かしい電話です。「また、伊根に行きます」と年賀状にいつも書きながら、その後は実現していません。お互いに、「会いたいなあ」の話から、私の活動に対するねぎらいやら、話がすすんでいきました。そして、倉野さんが、今度大阪に行くとの話になりました。
 大阪へは何をしに、という話から、倉野さんの娘さんが「QU−E」という名前のインディーズ音楽のユニットで活躍していることを知りました。

 音楽で生活をするというのは大変なことです。関西地方を中心に活躍されているそうで、さっそく、ホームページで調べました。公式ホームページで、彼女の歌を聴くことができました。倉野さんが大切にしていること、私たちが大切にしていることが歌に込められていました。特に、「ラストランナー」はそのまま、私たちへの応援歌です。

 1月29日、大阪で、300人規模のライブが開かれ、倉野さんご家族、そして、伊根の人たちも応援にこられるようです。私もパソコンで歌声を聞いて、是非参加したいと思いました。

 ところが、年末年始で仕上げるはずだった、私にとっては大きな論文の締め切りが今月末です。週末に完成させなくてはなりません。今から、がんばるつもりですが、なんとかメドがたったら、久しぶりに倉野さんとも会いたいし、ライブにも行きたいと思っています。が、今のところ行けるかどうか、五分五分です。

 「QU−E」の公式ホームページで彼女の歌声が聞くことができます。また、29日のライブの案内もあります。
 是非聞いてみて下さい。とてもいい曲ばかりです。

ウィキペディアの紹介記事です。
TOMY(トミー、8月7日生まれ)ボーカル担当
京都府伊根町出身。幼い頃から歌うことが好きでよく山で歌う。ずっと習っていたピアノで音楽大学を目指すが、途中で歌の道を選び、声楽で大阪芸大に入学。現在はFMラジオのDJでレギュラー番組を持ち、関西で商業施設やお祭り、その他音楽イベント、ワンマンライブなどを定期的に行い、精力的に活動中。オペラで培った圧倒される歌声が多くの支持を得ている。
SASAGU(ササグ、6月29日生まれ)キーボード・コーラス担当
大阪府出身。声楽を学ぶ為に大阪芸大に入学。在学中はオペラをしながら曲作りに励む。現在は若いアーティストへの楽曲提供やアレンジも手掛ける。歌詞を重視し、それを上手く表現する楽曲やキャッチーなメロディーが多くの支持を得ている。

日本吃音臨床研究会・会長 伊藤伸二 2012年1月25日